守谷駅追越設備工事(その4)

TXレポート

守谷駅の追越し設備整備について2015年11月現在の状況をまとめます。前回のレポート(2014年末)はこちらです。

守谷駅追越設備工事について

前回と重複する内容ですが、有価証券報告書によると「守谷以遠の各駅から秋葉原方面への到達時間の短縮、守谷以遠における列車の運転間隔の均等化」のため、現在はつくば方で総合基地へしか接続していない2・3番線を、つくば方面の本線と接続し、守谷駅での追い抜きを可能にする工事です。
工期は2012年9月から2017年3月までの予定で、投資予定額は15億円です。工事後の配線図は軌道に掲載していますが、上下本線の曲線をR=3,200のカーブからR=2,300のカーブに変更することでポイントの挿入スペースを確保し、片渡り線を3本追加する予定です。

守谷駅つくば方面の高架下の状況


6月20日の状況。高架下ですが、新たに足場が設けられました。


11月1日の状況。半年たちましたが、ほぼ同じ状況で動きがありません。駐車場部分は、駐車場としての活用が行われないままで、研修センター建設へ向けた動きは見受けられません。

路盤の状況

路盤のほうは、下り線は線形の変更が終わって仮設部分の本設化が進んでいる状況、上り線が改良工事の最中となっています。
下り線の写真、下り線と接続される片渡り線予定地の写真、上り線の写真の順で、今年の動きを振り返ります。

2015年3月22日

片渡り線予定地が資材置き場となっています。2015年3月28日から始まる下り線の徐行運転に備えて、速度制限標識が準備されています。

2015年6月20日

下り線については、震災後に復旧された利根川東高架橋と同様に、軌道の土台を取り壊して線形を変更する作業が行われています。上り線は写真では変化がありませんが、このあと2015年6月27日から徐行運転が始まりました。

2015年9月23日

下り線は線形の修正が終わったようで、土台の復旧作業が進んでいます。上り線は土台が無い期間に枕木を支える仮設の鉄骨が準備されています。

2015年11月1日

下り線は更に復旧が進みました。上り線は線形変更作業の最中です。予定では徐行運転は2016年12月末に終わります。

ADSENSE_SCRIPT_CODE
タイトルとURLをコピーしました