車両の概要

概要

開業時に製造された車両として、TX-1000系(直流専用)とTX-2000系(交直両用)の2種類があります。どちらも基本デザインは同じで、車体構造は日立製作所のA-trainを採用しています。川崎重工でTX-1000系、日立製作所でTX-2000系が製造されました。
路線特性に合わせて、130km/h走行と、3.0km/h/sの加速に対応しており、また、全線でATOによる自動運転を行うため、保安装置としてATC・ATOを搭載しています。詳細は各形式ごとのページを参考にどうぞ。
全編成がメロディーフォンを装備しており、ド~ミ~ソ~+1octド~ソ~ラ~ファ~ソ~♪・・・ってメロディーなのですが、近隣住民からの苦情で、最近は流さないみたいです。

外観

車体は幅広仕様でJRの幅広車通勤車とほぼ同じ寸法となっています。 全駅に転落防止柵があるため転落防止幌は無く、側窓を全て固定式にしたため最近の車両では珍しく妻窓が設置されています。
下の写真の通りヘッドマークステーが取り付けられた編成も存在します。
2008年度の新造車はデザインが変更されました。
TX-2000系。車番がスカーレッド。
TX-1000系。車番がネイビーブルー。
2008年度新造のTX-2000系。
前面と側面腰部、側面エンブレム上部に赤帯を追加しています。
前面には非常貫通扉があります。HMステー付の場合、板を破って脱出します。

TX-1000系・TX-2000系の内装

新製当時、TX-2000系の3・4号車だけはセミクロスシート(60F以降はテーブル付き)、その他はロングシートでした。2006年に51~59Fのセミクロスシートをテーブル付に変更する工事が行われました。2018年から2020年にかけて全車両のセミクロスシートをロングシート化する工事が2.0億円で行われました(2020年3月現在、71~73Fは未了)。
一般席モケットは緑色が基調で優先席は青色が基調です。優先席は各車両に設けられており座席下には消火器が収納されています。LEDはマップ式とフリーパターン式の2種類が千鳥配置されています。フリーパターン式は後述の車体修繕工事に合わせて(一部例外あり)、LCDへ更新されています。
2008年度の新造車は腰掛、床デザイン、優先席デザインが変更されました。2012年度の新造車およびロングシート化改造車は腰掛が更に異なったものに変更されています。
2300形と2400形のセミクロスシート。
一般的なロングシート。
1200形、1500形、2200形、2500形の車椅子スペース。
各車両車端部の優先席。

2008年度新造車の車内

優先席デザインの変更、黄色い吊革が目に付きます。
床の内装材が変わったため、床デザインが変更されました。
※細かい差異はTXの車両に列挙してあります。
シェアする
いちさとをフォローする
TSUKUBA EXPRESS STYLE
ADSENSE_SCRIPT_CODE
タイトルとURLをコピーしました